医療体験プログラム実施報告
/地域課題
高齢者は免許返納や公共交通の利便性の点から、通院が1日がかりになるなど負担になっている。また、高齢者施設等のスタッフにおいても、通院支援はスタッフが1日拘束されることから負担になっている。
/体験プログラムの目的と概要
高齢者施設においてオンライン診療およびオンライン服薬指導を取り入れることで、通院頻度を下げ、患者およびスタッフ双方の負担を減らす
高齢者向けサロンの来所者に対し、施設のスタッフがスマートフォン等の操作支援を行うことで、オンライン診療とオンライン服薬指導を体験してもらう
/実施事業者等
一般社団法 人えんがお / 楽天グループ 株式会社 / 株式会社博報堂
/実施報告
参加者数: 2名
内訳:男性1名、女性1名
実施内容詳細:
体験者はいずれも80代であり、スマートフォンは所有しているものの、日常では電話機能のみ利用している。また、二人とも持病等により定期的に通院をしている。体験プログラムでは、まずオンライン診療およびオンライン服薬指導のサービス提供事業者より施設のスタッフにサービスの仕組み等を説明した後、スタッフの支援を受けて、体験者がサービスアカウントの設定、オンライン診療の予約、診療、オンライン服薬指導の予約、服薬指導を行った。処方された薬は自宅への配送とした。
総括:
体験者が初めて利用するオンラインサービスであることから、アカウントのセットアップの際に一部障壁となることもあったが、スタッフの支援を受けてセットアップを完了した。予約から診療および服薬指導は概ね順調に完了した。体験者、施設スタッフとも、所要時間を短縮できることについて満足した様子であった。一方で「対面で見てもらった方が安心」等オンラインに対する不安は引き続き見られた。
体験プログラムの様子