国土交通省令和6年度地域生活圏形成リーディング事業(調査事業)

官民連携地域生活圏プラットフォーム
実施報告

出張型福祉体験プログラム実施報告

/地域課題

一人暮らしや、距離的に離れた土地に住んでいることなどから、孤独下にある高齢者が増えている。また、日常生活の中で困りごとが発生しても、気軽に頼みごとをできる親族やコミュニティがない状況がある。

/体験プログラムの目的と概要

目的:

「若者が高齢者の自宅等を訪問し、日常生活の困りごとを解決するとともに、傾聴支援を行い、孤独感の解消を図る。

概要:

主に那須町、那須塩原市、大田原市在住の高齢者からの依頼に応じて、高齢者施設のスタッフが自宅等に伺い、日常生活におけるお手伝いを行う。また、話し相手として会話を行う。

/実施事業者等

一般社団法人えんがお

/実施報告

那須町2件、那須塩原市3件、大田原市3件


実施内容詳細:

本プラットフォーム構成員となっている3市町すべてから依頼があり、出張を行った。依頼内容としては、重量物の運搬補助、FAXの設定復旧、エアコン清掃、照明器具の点検、買い物同行、ゴミ出し代行であり、いずれも依頼者本人で行うことが難しい日常生活上の困りごとを解決した。また、合わせて傾聴支援を行い、心理的孤立感の解消に努めた。傾聴支援の内容としては、健康状態、過去の思い出話、家族のこと、病気のことなどである。


総括:

3市町すべてから依頼があり、かつ、依頼内容も本体験プログラム設計段階で想定していたような日常生活の困りごとであったことから、出張型福祉プログラムの取り組みには強いニーズがあると想定される。なお、本事業実施期間においては、主に口コミ等で依頼の募集を行ったため、今後は広く告知活動を行うことで、「困っていることがあるが頼める人がいないから」「誰に頼めばよいかわからないから」と諦めてしまっている潜在的なニーズを持った層へのアプローチも期待できる。