9月7日に最終審査会を開催しました。結果は次の通りです。
<最優秀賞>
N高等学校3年矢持望実さん「災害対応に必要なドローンの人材育成」
減災対応の一つとして被災状況把握等で活躍するドローン操縦士の不足に着目。行政が中心になりライセンス制度等を整備し、官民連携で各地域のドローン操縦士を育成。災害時に迅速な対応が可能になるとともに、災害対応にかかる国家予算等の削減を目指す。
事業評価額:2憶2千万円
<優秀賞>
西大和学園高等学校2年岡田くるみさん「犬用のウィッグ開発」
飼い犬の脱毛をきっかけに犬用のウィッグを考案。実際にかつらメーカー協力のもと試作品を製作、さらに獣医師へのヒアリング等を通し改良を進める。動物愛護や犬・飼い主双方の幸せの観点から製品の開発を継続。
事業評価額:2億1千万円
矢板東高等学校2年渡辺琴音さん「食品ロスの救世主 THE☆レンズ豆納豆」
日本では食材としてあまり流通していないレンズ豆に着目。健康な和食としてレンズ豆納豆を広めつつ、規格外品を活用するなど食品ロス解消も視野に。自作のレンズ豆納豆を作成し国内外で好まれる味を研究。
事業評価額:2億円
名城大学附属高等学校3年近藤愛乃さん、清水恵梨さん「コンポストを利用したコミュニティ菜園に向けて」
広いコミュニティ菜園の中に大型のコンポストを設置することでコンポストのにおい問題を解消。地域住民に対しては作業量に応じたコンポストチケットを発行し野菜や割引提供することで参加メリットを創出し持続可能な形を提案。
事業評価額:1億8千万円
たくさんのご応募ありがとうございました。どのアイデアも素晴らしいものばかりでした。
全国各地の社会課題を解決し、平和で幸福な未来を創る、将来のイノベーターを発見。
優秀なアイデアは実際に企業とのコラボレーションにより実現する可能性があります。
全国の意欲的な中高生を対象としたアイデアコンテストです。
解決したい社会課題を見つけ、解決アイデアを考えることで、課題解決力が身に付きます
考えたアイデアは学校での課題や探求の時間、受験のアピールにも活かせます
コンテスト応募に向け、社会課題解決に向けて活躍中の社会人からサポートが受けられます
コンテスト応募に向けて準備する中高生には、コンテストを主催するナスコンバレー事務局のメンバーがサポートの機会を提供します。日頃から社会課題解決に向けて奔走しているメンバーからのフィードバックでアイデアプランをより良いものにしていきましょう。
【開催日時】2024年8月16日(金)16:00-17:00 (オンライン開催)
⇒ お申し込みフォーム
中学1年から高校3年の年代の方が対象となります。高専等に通っている生徒も同年代であれば参加可能です。地域は関係なく誰でも参加可能です。
指定はございませんので、ご自身の身近なテーマや関心のあるテーマを選んでください。空き家、廃校、環境問題など自由に選んでください。
動画やイラスト、ポスターなど応募フォームより送信できるものであれば形式は問いません。
オンラインで参加いただく可能性もございます。詳細はファイナリスト発表後に調整します。
1グループ発表者3名を上限とし、発表者1名につき保護者1名まで、宿泊費は無料、交通費は一人当たり上限1万円を支給予定です。詳細は変更される場合があります。