Project プロジェクト

那須ハイ藤和ピュアコテージでの
バイオマス発電

取り組んでいる企業:

スマートグリーンエネルギー株式会社

事業概要:

超小型バイオマス熱電併給設備Volter40 という発電機は、乾燥したウッドチップを燃料にして、ガス化による生成ガスでガスエンジンを稼働して発電並びに熱供給を行う仕組みとなっています。また、適切な環境下では年間7,800 時間稼働することが可能です。現在、Volter40を2 台導入し、敷地内で調達できる間伐材を加工した木質チップを燃料に、90kW の電力と200kW の熱を生み出し、自家消費しております。発電した電力は施設内で100%自家消費し、従来の商用電力を削減します。各電源はインバーターによる負荷追従で、発電量を自動的に制御する仕組みとなっています。また、2 台から出される熱は、蓄熱タンクに接続されてフロント棟内の温浴施設の給湯・加温に100%利用し、従来の重油ボイラの重油消費量を削減します。

解決したい社会課題

NPDグループは全国10ヶ所のスキー場やテーマパークを保有し、周囲の山林オーナーや自治体との関係性を築いています。地産地消によるバイオマス発電機を導入することにより、Co2削減、山林の整備に繋がるだけでなく、運営に必要な木材チップ確保のための森林組合再創生や発電施設の建設や発電所の管理などに関する雇用が創出されます。NPDグループの中で主なCo2を排出している場所は、那須ハイランド及び10か所のスキー場になります。小型バイオマス発電所を設置することで、弊社の脱炭素化だけでなく、地方を元気にするということが達成できると確信しております。

担当者:渥美謙介 (代表取締役)

About us

弊社は、従来にはなかった地産地消の小型再生可能エネルギーの成功事例を創ることで、社会問題を解決するという行動指針を掲げております。自分たちで作った電気を自分たちで消費する、いわゆる、地産地消の小型発電を実施し、バイオマス発電を中心に日本駐車場開発グループの所有施設に小型の発電施設を設置し、 小型モデルで自社グループの脱炭素化を目指します。

Message

那須での地産地消の成功事例を基に50年の節目にスキー場としての役目を終えた「スキー場跡地」やその他廃施設を活用し、地方の課題である新規雇用の創出、山林の整備、再エネ化の推進、が出来る事業を創造し、次の50年継続出来る発電所を、今後も日本全国に横展開して参ります。

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