Project プロジェクト

NESTING(ネスティング)

取り組んでいる企業:

VUILD株式会社

事業概要:

NESTINGは自分でカスタマイズしながら設計し、家族や仲間、まちの人々と共に家や拠点を自らの手で建てることができる家・拠点づくりサービスです。
設計内容に沿って木材を加工するデジタルファブリケーション技術を使い、寸法通りに加工された建築キットをお届け。誰もが自分たちの欲しい場所をつくれます。
「買う」から「みんなでつくる」へ。つくることが関係性の輪を広げ、新しい価値を生み出します。

解決したい社会課題

自分たちの手で作り込むことで得られる達成感や喜び、みんなで力を合わせて欲しい居場所をつくることでのコミュニティ醸成、地域の木材を活用することでの里山保全と配送エネルギーの削減に寄与することを大切な考えとしています。
欲しい居場所を、大きなプラモデル感覚で誰もがつくれるような建築キットにしたことは、建築業界の人手不足・建設費高騰の課題に対する1つの解決策となりうると考えています。

担当者:秋吉浩気 (代表取締役CEO)

About us

VUILDは、「いきるとつくるがめぐる社会へ」をVISIONに、これまで専門家しか携わることのできなかった建築分野においてデジタルファブリケーションを組み合わせることで、すべてのひとが「つくり手」となる社会を目指す建築系スタートアップです。
3D木材加工機「ShopBot」の全国への導入支援と、デザインとものづくりを自由にするwebCAD「EMARF」の開発・提供を通して、誰でも自由に「つくる」ことができるようになるものづくり環境の構築に取り組むほか、自社における新工法の独自開発・研究を基盤に、次世代の住宅供給を目指したデジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」の開発・提供、建築設計・内装設計・商品開発・共創型ワークショップの企画・加工受託などの事業を通して、あらゆる「つくる」を共に実現します。

Message

深刻な人材不足と建設費高騰という課題に直面している建設業界。大工就労者は年々高齢化を迎えており、人材不足による人件費高騰と近年の資材高騰が相まって、建設費は高騰しつつあります。
このままだと富裕層しか家を建てられない、むしろお金を払っても建てられなくなる未来が来るかもしれません。そんな未来の社会課題をNESTINGで解決し、デジタルファブリケーション技術を活用し誰もが自分の欲しい居場所を作っている光景を当たり前にしていきたいと考えています。

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